ケイブ<3760>は、4月13日、取締役会長の吉成夏子氏を割当先とした第三者割当による新株式14万5000株を発行し、約9500万円を調達することを発表した。

同社は、ゲーム事業を中核とし、既存タイトルの収益基盤の強化および新たな成長施策の推進に取り組んでいる。現在、スマートフォンアプリゲーム市場は、競争が激化し、開発予算の高騰や開発期間も長期化していることから、グローバル市場におけるコンシューマゲームが候補となった。

このような状況の中、同社取締役会長であり筆頭株主である吉成夏子氏より、同社の中長期的な成長を支えるべく、自らの資金を拠出して出資を行いたい旨の申し出があり、増資を実施することが同社の企業価値向上に資するものと判断した。

なお、増資により調達する資金は、コンシューマゲームの開発資金に充当する。同社がモバイルゲームの開発・運営を通じて培ってきたゲーム開発のノウハウやIPの活用力を活かし、グローバル市場に向けたコンシューマゲームを開発することで、新たな収益機会の創出を目指していく。

なお、新株発行による希薄化率は2.16%となるが、本増資を通じて同社の企業価値が向上することにより、希薄化によるデメリットを上回るメリットを既存株主にもたらすことができるものと判断しているという。

また、新株式の発行によるケイブの2026年5月期の業績への影響はないとしている。